ハーレーの排気量には6種類(883cc、1201cc、1246cc、1584cc、1689cc、1801cc)あります。この中で、883㏄~1689㏄の5種類は一般的な車種に搭載されています。1801ccに限っては、特別使用で製造されているハイグレードの車種CVO(カスタム・ビークル・オペレーションズ)限定で搭載されているエンジンの排気量となっています。
購入する際に悩むのは、どのエンジンを搭載しているハーレーが自分にとってベストなのかという問題です。
たとえば日本の道路事情から考える場合。日常生活で使う道路は信号も多く、T字路や十字路も多いため一時停止する場面が多いです。また、ツーリングで地方や田舎の方に行っても、山のくねくねした道あるいは入り組んだ海岸線沿いを走ることが多いため、海外に比べてカーブの多い道路となっています。そのため速度は出しづらく、乗りやすさを重視するのであれば、833㏄が1番良いと考えている人も多いです。
しかし、せっかくハーレーを買うのだから馬力の高いエンジンが搭載されている車種に乗って、体でバイクの力を感じたいという考えの方も多くいます。そういう方は、信号や曲がり角のない直線の長い道路を見つけて、1000㏄以上のハーレーに乗ることがおススメです。ただし、日常生活の中で毎日乗ることを考えている方は、体への負担も大きいため、体力に自信のある方であれば問題はありません。また、日々の生活に影響を及ぼしたくない方は、平日は無理せず休日だけ乗るのもよいでしょう。