またハーレーに乗りたいというリターンライダーが増えています。

「リターンライダー」という言葉をご存じでしょうか。青春時代にバイクに親しんでいて仕事の都合などで離れたものの、ある程度の年代になって再びバイクに乗るようになった人たちです。バイクに乗った経験はなくても、若い頃にあこがれていた人も含みます。おおむね、50代以降になって再びバイクに乗る人を差す言葉です。このくらいの年代になると、お金と時間の両方に余裕ができているのかもしれません。

このようなリターンライダーに人気のバイクはいろいろありますが、ハーレーは特に人気が高いといえます。

「もう一度バイクに乗ろうかな」と考えることはステキなことですが、中高年になって(久しぶりに)バイクに乗るときは注意が必要です。いきなり公道で運転を始めるのは避けて、教習所などで行われている講習会に参加することをおすすめします。一定の年齢に達すると、どうしても肉体的な能力が衰えるものです。筋力や反応速度、視力などが若い頃とは異なっているので、講習会でバイクの運転感覚を取り戻しましょう。

ハーレーのような大型バイクは若者でも慣れないうちは運転しにくいものです。講習会に参加すれば、基本的な操作について実践的な形式で学べます。日常的に自動車を運転していれば安心と思うかもしれませんが、四輪車と二輪車ではカーブの運転感覚が異なります。

長距離ライドをするなら、身体を鍛える必要もあるでしょう。万が一にも事故を起こさないため、万全の状態でバイクに乗るようにしてください。